自然素材の家

自然素材住宅はどのようなメリットがあるのでしょうか。

無垢材を使った室内

自然素材住宅では化学物質の含まれていない自然素材を使用するため、 赤ちゃんやお年寄りも安心して暮らせます。 その素材も国産の自然素材を用いることが多く、輸送に無駄なエネルギーを 使わないためエコロジーで、この流れが進めば国内の林業が活性化され、 美しい山を守ることにも繋がります。 無垢材は鉄やコンクリートに劣らない強度があり耐震性にも優れており、 年月を経るとさらに強度が増していきます。 基本的に自然素材のほうが耐久性が高いので、子や孫の代まで住み継いでいくことができ、長い目で見るとローコストで家を建てることができます。 また建材に有害物質が含まれないため健康的に暮らすことができるので、 無駄な医療費がかからないということにもなるでしょう。 そして省エネ性に優れているため、光熱費を抑えられます。 住宅自体も太陽熱や木質ペレットなどの自然エネルギーを積極的に利用するため、 環境に負荷がかかりません。 しかし自然素材ゆえの欠点もあります。 乾燥していく過程で反りや曲がり、割れやねじれが生じることがあります。 とはいえ、これはあらかじめ乾燥させた無垢材を用いることでトラブルを 防ぐことが可能でしょう。 また印刷されたシート張りの建材と違い、素材の1つ1つの色合いが異なります。 この色のばらつきは自然素材の味わいでもあるのですが、人によっては 気になるかもしれません。 経年変色も同じで、時が経つにつれ変化する色を味わいとして楽しめる人なら 良いのですが、そういった風情を楽しめない人にとってはデメリットになるかも しれません。